FX比較
早朝一服された欧州金利連邦銀行製造業市況指標、欧州金利連邦銀行製造業市況見通し指標、欧州大学消費者信頼感指標・速報値が予測を上回り、市況見通し感や経済活動などのセンチメントを示す米市況指標が改善する結果となったことを受けて、USの市況底打ち予測が一段と高まってきた。
また、会社は在庫調整が一巡し、そろそろ在庫投資に動き始める局面に入るとみられる。
消費者も極端なロング控えにより購買余力が高まっていることから、自動車など大型耐久財のロング替え需要が今後は注目されよう。
また、米不動産マーケットも価格が割安となったことや不動産ローンが借りやすくなったことを背景に、持ち直しの兆候がみえてきている。
米市況指標は今後一段と明るさが増してくるとみられ、年後半の市況復旧シナリオにも蓋然性が増してくるだろう。
今週はDOW工業株30種平均株価の採用銘柄の3分の1以上の会社で決算一服が予定されているなど、米主要会社の第1クォーター決算一服がピークを迎える。
また、早朝はゴールドマン・サックス、JP野村総合研究所、シティ・グループと大手ファイナンス機関の好決算が続いたことを受けて、米ファイナンス機関の収益復旧やファイナンス不動化に対する予測が一段と高まってきている。
今週一服されるバンク・オブ・欧州(火曜日)やウェルズ・ファーゴ(火曜日)、BNPパリバ証券(火曜日)などの決算にも上振れ予測が高まり、株価・米ドルの押し上げ要因となりそうだ。
→FX比較
FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。